3歳

3歳の子どものおもちゃとぬいぐるみ収納。見える&ゆとり収納で「片付けて!」を減らそう

 

子供が遊んだおもちゃは、自分で片付けてほしい。

 

しつけ、というか、社会人として出来て欲しいことを小さなうちから習慣化したいのです。

が、これは親のサポート次第。

そのサポートの仕方とは?

3歳は片付けをしない?出来ない?現状はどうか。

無印で購入したユニット収納棚。

かれこれ20年にもなりますでしょうか。

時が立つのは早いですね…

 

その棚を今でも使い続けています。

数年前に引出を買い足して使っていましたが、昨年おもちゃの場所を変更したときに、娘用に組み替えてみました。

スタックストーのペリカンを横に置いて、ぬいぐるみやオムツなどを入れたりしていました。

 

身長に合わせて棚は低めで見やすい。

色鉛筆や画用紙など、お絵かき系のものは引出の中に納めてバッチリ!

 

と思っていましたが、1か月ほど使わせてみて問題点がいっぱい!

 

1.本や小物がきちんと整理できずごちゃごちゃしている。
2.蓋が付いたコンテナは中身が見渡せないので、おもちゃを探せない
3.引き出し収納が開けにくく、子どもが使えない。

 

最後に出た、引出収納の現状はこんな感じです。

【上の段】
大き目のパズルを箱に収納。
色鉛筆やクレヨン、画用紙などを引き出しに収納しています。

 

【下の段】
シールやこまごましたものを箱で仕切って収納しています。

ざっくりと3点あげましたが、使いにくいところばかりです。

この使いにくさを解決しないと、「片付けて」と言っても出来ないままに。

なぜ片付けられないかを考えます。

 

 

片付けられる収納へ!原因を分析する

気づいた問題点3つを、一つずつ考えていきます。

 

1.本や小物がきちんと整理できずごちゃごちゃしている原因

保育園って大人数の園児がいても、片付いていますよね。

あれはおもちゃを戻す場所が決まっていて、その上ゆとりのある収納をしているからだと思います。

 

おもちゃがどこにあったかは子どもでも覚えられます。

ゆとりがあれば、子どもでも戻すことが出来るのです。

 

なので、子どもでも簡単に戻せる収納を目指します。

 

2.蓋が付いたコンテナは中身が見渡せないので、おもちゃを探せない

まだ小さい子どもには、おもちゃが見えなくなる収納は難しいようです。

蓋つきの収納箱に片付けたおもちゃは、しばらく使わないと「どこだろう?」と探しています。

結局見つけられずに諦めることも。

親でも見つけられないことがあるので、見える収納に切り替えます!

 

3.引き出し収納が開けにくく、子どもが使えない。

この収納棚、両手でバーをつかんで引かないと上手く出せないのです。

そもそも子供が両手でつかんだ幅では上手くいかないことが多い。

 

変な音がするし、棚はぐらつくし。

しかも全開できず、三分の一は出てこない。

グレーにうっすら塗ったところは出てこない部分。

上からみたら、ムック本(A4)の上部が隠れています。

物の入れ方を考えないと、本当に使いにくいです。

 

ということで、引き出しは一旦すべて撤去することにして、棚の組み方を考えます。

 

原因を分析した結果、見える&ゆとり収納に決定!

問題点3つの原因を分析した結果。

 

親が決めた片付けではハードルが高すぎた

 

という結論にいたりました。

 

大人は簡単に出来ても、子どもの手には細かすぎたり。

やり易いと思っていても、ダメなものはダメです。

 

とにかく引き出しは撤去!

屋根裏に保管してあった棚板を持ってきて、増設。



棚板が増えました。

 

 

変更途中で散らかってますが、増やした棚に物を置いてシミュレーション。

ちょっと離れて眺めてみた感想

 

…棚が多すぎて使いにくそう

 

全部の棚におもちゃを戻したら、まったく余裕がなくなりそう。

パズルを入れた白くて大きい箱なんか、ぱっと中身が見えない。

 

と、一瞬想像しただけでもダメそうなのがわかりました。

 

何事もトライ&エラーですが、使う前からエラーを発見しちゃうなんて。

と思いつつ、全部戻す前で良かったです!

ここから軌道修正。

 

そしてもう一つ。

バケツ型収納袋に大量のぬいぐるみを発見

この収納、いっぱい入れられていいのですが、下の方にあるぬいぐるみがとっても取り出しにくいです。

 

ということで、ぬいぐるみ収納も含めた軌道修正を行います。

 

 

「見える&ゆとり」を重視した取り出しやすい、戻しやすい収納

まずとにかく「見える」を意識することにフォーカスしました。

 

おもちゃがどこにあるか見えて取り出しやすい。

 

これを実現しない事には、片付けられるようにならないからです。

 

とりあえず蓋つき収納は使いにくいと判断出来ているので撤去しました。

撤去して空いたスペースがわりと広かったので、棚を拡張することにしました。

収納スペース2倍でゆとり創出!!

 

拡張したところには、浅いボックスに入った小物とぬいぐるみを置いたのですが、ここでまた問題。

 

つるつるした棚板にぬいぐるみを並べると、ちゃんと並べてもすぐグチャグチャになる。

取り出しやすく戻しやすい収納方法にするにはどうしたらいいかなぁ。

 

…ひらめいたっ!!!

 

「あの引き出し、上に棚板がなければ使えるかも」

 

子どもには引き出すことも難しく、三分の一が見えない引き出し。

そもそも「引き出す」という行為を無くせばいいのですよね。

 

そうだそうだと、作ってみたのがこちらです。

じゃーん。

 

増設していた棚板を一枚外して、1段だけ高さがある収納を可能にしました。

大き目のパズルやシルバニアファミリーの家もおける高さで、置いてあるものが見えます。

パズルやお絵かきボードは立てていれるため、ブックスタンドを利用しました。

(利用アイテム情報は記事最後にまとめました)

 

こまごましたものは、試しの箱に入れていたりします。

すべて簡単に引き出せるものに取り換えました。

 

気になったぬいぐるみ収納はこちら。

引き出しを使いましたが、「引き出さなくていい」収納です。

こういった使い方はメーカー(無印良品)では推奨されてないかもしれませんので、自己責任で設置しています。

うしろに補強パーツも追加しました。

 

引き出しを一番奥のピンでとめて、固定しています。(両サイド)

この留め具を入れるだけで引っ張っても出てきません。

 

この収納、娘も「ひきださなくていい!」と言って喜んでくれました。

引き出しも深くないので、小さいぬいぐるみもすぐに取り出せます。

あー一、これで一通り完了です!!!

 

単品で同じような収納をしたい方にお勧めのワゴン。

キャスター付きなので動かせて、片付けもより簡単になりそう。

 

 

まとめ

この収納にして早2週間。

おもちゃを出して遊んでも、すんなり片付けるようになりました。

見やすくなったおかげか、最近遊んでいなかったブロックも復活!

遊びの種類が増えてよかったです。

 

小さいうちから片付けを身に着けさせたい。

 

これは多くのお母さんお父さんが思うことですよね。

 

最初から子ども目線で片付け方や場所が考えられていれば、”イライラがみがみ”することもないでしょうけど、最初からうまく行くのはレアケース。(と思いたい)

 

子どもの”くせ”や成長に合わせて、収納方法や場所を変えてみましょう!

子どもにも親にも優しい収納が見つかるかもしれません。

 

 

考えている時間がないんだよ!!

といわれそうですが、片付けてもらえずにイライラするぐらいなら、無理やり考える時間をとったほうが長い目でみて絶対いいですよ!

 

子供にあった収納、ぜひ考えてみてください。

 

今回利用したアイテム情報

日本地図パズルなどを立てて収納するのに使っています。

 

私は無印を使っていますが、他のスチールユニットシェルフも価格が手ごろで見た目も似てます。

 

 

子どもにはふた付きが難しかったスタックストーのペリカンは、キッチン脇で活躍することになりました!

用途を変えれば使いやすいです。

そして用途を変えやすい、というのもこのアイテムのポイント高いところです。

 

 

おもちゃ収納にはフタのないバスケットなどを利用。

このアイテム、取ってが縦横どちらにも付いていていいですね。

ABOUT ME
ふじめぐ
ふじめぐ
当ブログ管理人ふじめぐです。 現在40代のワーママです。16年12月から実家で実母と夫、娘と4人暮らしをしています。 子育て、同居、仕事、その他いろいろ悩ましいことばかりですが、日々楽しく暮らすべく奮闘中! 好きなことは片付けとお得なこと。 知りたいことは子育てのこと、資産運用など。 気になることをいろいろ書いてみます。