小さい子供の寝かしつけ、苦労しますよね。
なかなか寝ないで1時間とか、ざらですよね。
「この後(子どもが寝たら)やらないといけない家事があるのに!早く寝てよ!!」
と、イライラしたものです。
でも、もうイライラしてません。
だって一緒に寝ちゃうから。
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寝る前の絵本が面白いと、子どもが覚醒しちゃってね…
目次
遅い時間まで起きている子ども。寝てくれない原因は?
寝て欲しい親と、寝てくれない子ども。
そもそも子どもはなぜ寝ないのか。
ネットでいろいろと理由を探してみたところ、大体が以下の3つでした。
どれも一般的なものなので、こればかりが原因だとは言えません。
でもどれかは当てはまっていませんか?
うちの場合、
運動不足は天気の悪い日などに一日中家にいると陥ります。
土日になると昼寝時間は乱れがちです。
就寝前に自分の好きなキャラクターのDVDなどを見たりしたら興奮してしまいます。
前日の就寝が遅かった場合などに起こすのがかわいそうと思って、通常より遅くまで寝かしていました。
平日も、保育園から家へ帰るのが遅くなってしまうと、全ての予定がずれこんでしまうので、おねむタイムを逃した!と思う事もしばしばありました。
…ほら、ほぼ全部が当てはまっていますよ(汗)
寝ないわけだ。
ということで全てを一気に解消するのは難しいですが、
「天気が悪い日は児童館で体を動かす」
「土日は昼寝をする隙を与えない」
などそれぞれ工夫して対処しています。
出来る事をやって、それでもだめだったら…
イライラしますね。
次はそのイライラについて考えてみます。
寝ない子どもにイライラする理由は何か?
子どもが寝た後にやりたいこと(家事など)がある
たぶんこれがイライラの原因の第1位だと思います。
あとは、寝かしつけの時間の無駄と感じているとかでしょうか。
私も「なんで寝ないんだー!」と思います。
未だに思うこともあります。
でも、子どもは気まぐれです。
昨日は早く寝たけど、今日はまだまだ寝ない。
こんなこと、普通に起こります。
自分の気持ちも上手く表現できないので、気まぐれになるのは仕方ないですね。
それにいちいちイライラしていたらこちらの身が持ちません。
そして、遅寝の何が悪いのか、子どもはよく理解できていないと思います。
ただ、「自分が起きていることで親がイライラしている」ということを感じ取る能力はあるようです。
うちの娘がそうでした。
「早く寝てよ」
という心の声が聞こえているのか、そう思っているときこそ寝ないんですよね。
なので、こちらの考え方を変えました。
子どもが寝た後したかったことって、夜じゃないとだめ?
イライラするぐらいなら一緒に寝る!怒鳴る叩くは逆効果です
子どもが寝るのはだいたい21時~22時の間。
絵本を読んだら部屋をくらくして、おやすみーと寝るのが入眠儀式になっています。
娘が寝るまで待って…って気づいたら朝だったよ!
なんてことが多くなったので、もう寝かしつけで一緒に寝ることにしたのです。
それは、
早く寝た分、朝早く起きればいい!
という事に気づいたから。
そう、「子供が寝ないと出来ない」と思っていたことを、朝早く起きてやればいいのです。
だから子どもと一緒に早く寝て、その分早く起きればいい。
これに気づく前までは、一緒に寝てしまっては翌朝「また寝ちゃったよ…」という罪悪感というか、自分のダメっぷりに嫌になっていました。
でも一緒に寝たのに途中で起きるのもぼんやりして効率よく動けないのです。
最初から早起きをするつもりなら寝ちゃっても大丈夫。
目覚ましをセットして、母子ともども就寝です。
22時に寝て4時に起きても、睡眠時間は6時間とれていますから!
ということで、4時半に起きることにしています。
罪悪感どころか、「朝活って…私って出来る女になったな」という要らない自信がつきます。
イライラして「早く寝て!」と怒鳴ったり、たたいたりしても興奮しちゃって逆効果。
親も後々、「やっちゃった」と罪悪感を感じてしまうでしょう。
落ち着いて眠くなるような環境と、親がいる安心感で眠りに誘った方が親子ともども健全に過ごせそうです。
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一緒に寝るにも必要な入眠儀式。読み聞かせの終わりをきめる約束は効果あり。
一緒に寝ることにしたことで、イライラすることはかなりまれになりました。
今となっては娘が寝るのを見守ってなんて…できないくらい安眠(汗)
ただ、寝る前の行動は「入眠儀式」としていつも同じにしています。
1)2階に移動
2)トイレで用を足す
3)絵本を数冊選ぶ
4)絵本の読み聞かせ
5)部屋の電気を消して寝る
大まかにはこうですが、私が気を付けているポイントがあります。
それは終わりを決めて約束をすること。
1)2階に移動
2)トイレで用を足す
3)絵本を数冊選ぶ
4)絵本の読み聞かせ
4.5)最後の本を読む前に「これで終わりだよ」という
5)部屋の電気を消して寝る
たったこれだけですが、終わりを決めて約束をすると納得するようで「もう一回」と言わずに寝る体制になります。
最近は私が読み聞かせの途中で眠くなってしまい、「ねむいねぇ」というと「もう寝よう」と途中でやめても大丈夫になりました。
ただ、ちょっと前までは「まだ寝ない!」と主張してくることも多かったです。
そんなときは、「じゃあ、あと1つ絵本を読んで寝ようね」と言って読み聞かせをしていました。
絵本を読むのは大変だったりしますが、読み聞かせは多い方がいいと言われますから、1冊プラスできるチャンスと思ったらラッキーかもしれません!!
自分で本を読むようになったら、お役御免となるかもしれませんので、今のうちに母の声での読み聞かせを子どもの脳みそに刻んでおきましょう(笑)
まとめ
寝かしつけの最善の方法は、子どもによって様々。
これが一番!と思っていたら、明日には変わってしまうこともあります。
どうやら残念ながら、子育てとはそういうものらしいです。
ただ、子どもは親のイライラをキャッチするのが上手みたいです。
イライラを伝染させないように、自分を落ち着かせる方法、上手な折り合いの付け方を考えると、寝かしつけも楽になりますよ!(私の場合は早寝早起き)
おしりを決めて約束するのは寝かしつけだけでなく、色々なところで気持ちの区切りをつけさせるのによい方法だと思います。
DVDを見せる前に「お話1つで終わりだよ」
とか、
おままごとをする前に「○分になったらお風呂に入るよ」
など。
次のアクションがあるときにとても有効だと感じています。
約束をしてもなかなか守らないときもありますが、約束は約束として言い聞かせることも大切だと最近はつくづく感じます。
なんせ親のいう事を聞かなくなって来ていますから…
小さい子どもでも誰かと約束をしたら、達成しようと思うそうです。
逆に、親がいった「後でやろうね」なども覚えています。
「後で」を実現しない大人が子どもに「約束でしょ!」と言っても理不尽なだけです。
親も約束を守る。
小さなことでも積み重ねる。
それをみて子どもも約束を守れるようになると思います。
って、まとめが寝かしつけと関係なくなったような…
最後におすすめの絵本を紹介します。
寝る前におすすめの絵本はマーガレット・ワイズ・ブラウン
以前もブログで書いたことのある「おやすみなさいおつきさま」の作者、マーガレット・ワイズ・ブラウンの作品は内容に落ち着きがあるので寝る前に最適です。
おやすみツアーが絵本のうさぎさんと一緒に出来ます。
図書館で借りたこの本。
娘の感想が、「あの本眠くなる」と。
寝かしつける側としては素晴らしいのですが、娘は眠くなる本が嫌なようです。
モノクロに赤だけが使われた絵本。
だけどとてもきれいな絵で、落ち着きます。