ちかぢかハワイへ行きます!
子どもと初めての海外旅行です。
全て自分たちで手配したので、ハワイでの移動は主にタクシーとレンタカー。
そこで浮上したのは「チャイルドシート/ブースターシート」問題。
タクシー乗る時、どうしてます?
目次
法律違反には罰金と4時間の講習受講が義務付けられている!
まずは注意喚起から。
違反したらどうなるかを知っておきましょう。
旅行者だって容赦しないぜ!
そう、罰金だけならまだしも(嫌だけど)講習まで受けさせられるんです。
4時間かかる講習ってすごくないですか?
これを滞在中に受講しなければならないとなるぐらいなら、交通ルール守りましょう!
ちなみに罰金はUS$100からUS$500の間で、金額は違反数によるそうです。
まぁ最低でも1万円超えちゃいますから、対策考えてた方が時間もお金も有意義に使えます。
何歳までが義務?ハワイ法律(日本でいう道路交通法)を年齢ごとに確認
チャイルドシートの利用が義務とされているのは0-7歳の子供。
それぞれの子供に必要なものを確認してみます。
情報はSTATE OF HAWAII Department Of Transportationの公式ホームページより。
0歳から1歳または体重12ポンド(約5.5kg)まで
後ろ向きチャイルドシート(Rear-Facing Seat)または後ろ向き使用のコンバーチブルシートの後部座席への取り付けが必要。
左が後ろ向きシート。右がコンバーチブルシート。
日本でコンバーチブルはあまり見ないような気がしますが…
1歳以上または体重12ポンド以上3歳まで
前向きチャイルドシートを後部座席に設置して使用する必要あり。
両肩をしっかりホールドするハーネスがついているもの。
背もたれ部分もついていて、ヘッドレスト(というかプロテクター?)があるものを指しているようです。
4歳から7歳まで
ブースターシートを後部座席に設置して使用する必要あり。
7歳までとなっていますが、”通常のシートベルトが適切に使えるまで”との表記があります。
最終的には年齢ではなく、体格によって判断する必要があります。
シートベルトは適切に装着しないと効果がなくなることもあるので気を付けましょう!
チャイルドシートはアメリカの安全基準を満たしたものを使用しなければいけません。
日本で販売されているものは主にヨーロッパの安全基準を満たしたものです。
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車の利用形態によってはチャイルドシートはいらない!
2018年11月現在、ハワイの法律でチャイルドシートの要不要は車の利用状況によって違ってきます。
必要 | 自家用車
レンタカー Ubar(ウーバー) |
---|---|
不要 | タクシー
バス トロリー |
タクシー、バス、トロリーなどの公共交通機関はチャイルドシート(0~7歳まで)の利用免除されています。
気を付けたいのは今流行りのUbar(ウーバー)。
使いやすくてとっても便利!
ハワイ旅行をした多くの人が、上記のようなおススメをされています。
と思いましたが、ウーバーを利用する際はチャイルドシートを利用しないと法律違反になります。
赤ちゃん連れだというと乗車拒否にあうそうなので、利用はドライバーさんの判断次第といったところですね。
違反が見つかった場合、ドライバーの違反か乗客の違反か、誰の違反になるのかはわかりませんが、どちらにしても後味の悪い物になりそうです。
チャイルドシートの利用形態別メリットデメリット
チャイルドシートを使用する場合、どうやって用意するかは利用者次第。
そこでハワイで利用が考えられる方法のメリット・デメリットを考えてみたいと思います。
レンタカーと一緒にレンタル
メリット | レンタカーと一緒に借りられて簡単
付け方がわからなくても聞ける |
---|---|
デメリット | お金がかかる(1,300円~1,700円/1日)
不衛生な場合がある 子どもが嫌がる可能性がある |
レンタルできるのはレンタカーを借りた場合。
オプションでチャイルドシートを予約しておけば、付けた状態で用意しておいてくれます。
だいたい一日1,300円~1600円ほど。
数日間レンタルする予定だと、ちょっともったいないと感じるかもしれません。
そして、レンタルだとシートが不衛生なことが多いようです。
旅行中の車移動。車中で食事といかなくとも、お菓子くらいは食べると思います。
なので、使いまわされたチャイルドシートは食べかすやシミなどがついていたりします。
実際沖縄でレンタカーをしてチャイルドシートもレンタルした際、衛生面が非常に気になりました。
いや、気になったのではなく、「汚い」と思いましたよ。
自分が汚したならいいのですが、使いまわされたチャイルドシートの汚れは非常に気になる。
日本国内でもあまり綺麗じゃないことがあるので、外国だとなおさらかもしれません。
ニッポンレンタカーやホノルルオートレンタルなど、チャイルドシートを無料でレンタルできるお店もあります。
どちらのお店も日本語対応可能ですので、予め「衛生面が気になる」など、問い合わせをしておくのも手かもしれません。
トータルでお得になるところで、気持ちよく借りられるといいですね。
ウォルマートやターゲットなど現地のお店で購入
メリット | 綺麗なものが使える!
レンタカーを長く利用する場合は、購入の方が安い可能性が高い 子どもの好みに合わせて買える |
---|---|
デメリット | 使用後の扱いに困る(処分?持ち帰り?)
購入する手間が増える 購入するまでレンタカーが使用できない |
アメリカではかなり手頃な値段でチャイルドシートが購入できるそうです。
アラモアナの裏にある、ウォルマートなどで購入している人が多数。
だいたい60ドル程度で購入できるようで、かなり良さそうですね。
1週間くらいレンタカーを借りる計画があれば、購入の方がお得です。
ただ!当然ですが購入するまではレンタカーに乗れません。
ウォルマートにいってチャイルドシートを探して購入して、荷物をもってレンタカー屋かホテルに行って…
と考えたら時間がもったいないかも。
また、使用後はどうするか?という問題が発生します。
アメリカだけでなく、ヨーロッパの安全基準を満たしていれば日本でも使えます。
なので、日本に持ち帰りたい場合はヨーロッパの安全基準を満たしたものを購入する必要がありますが、安いものでは2つの基準を満たしているものはないかも。
ハワイに滞在中だけ使いたいということなら、ごみとして捨てないといけませんが、ホテルに置いていくというのはルール違反ですよね。
レンタカー屋さんに寄付ということも考えられますが、それが受け入れられるかどうかは不明。
でも最初からゴミとして処分する予定での購入は是非考え直して欲しいです。
自分(や家族)だけ気持ちよく過ごせれば、ハワイにゴミを残してもOKという自分勝手な行動になりますからね。
ぜひとも購入ではなくレンタルすることをおススメしたいです!
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年齢、利用形態ごとの対処の仕方
さて、ハワイの法律と利用形態ごとの要不要、レンタルと購入のメリットデメリットを整理したところで、年齢別にどう対処するのがいいのか考えてみようと思います。
※このパートはふじめぐの個人的な見解です。
ご利用はご自身の判断で適切なものを選んでください。
0歳から1歳または体重12ポンド(約5.5kg)まで
レンタカー | レンタル / ベビーシートの持ち込み |
---|---|
ウーバー/Ubar | 利用しない / ベビーシートの持ち込み |
タクシー | なるべく利用しない / ベビーシートの持ち込み |
ベビーシートの持ち込み!
基本的に自分で歩かない時期なので、旅先でもベビーカーは必須ですよね。
ただベビーシートとベビーカー、別々に用意するとなると自分で持ち込むのは難しいです。
もしまだベビーカーを購入されていないなら、おススメのアイテムがあります。
ベビーシートにもなるベビーカー。
私は子どもが乳児のころ、コンビマルチ5ウェイを使っていました。
車内ではベビーシートとして、車から部屋への移動ではベビーキャリーに、部屋の中ではロッキングシートと本当に便利なアイテムでした。
車移動の間に寝てしまった子供をそのまま移動できるのは良いです。
ただ、コンビはアメリカの安全基準を満たしていませんので、ドゥーナ/doonaがおススメです。
車輪を収納するだけでベビーシートに早変わりするし、機内でも使えるんですよ!!
これは便利。ってか、機内で使うには1席予約する必要があるのか?
それはちょっと…
とにかく!
日常的に車に乗る方、赤ちゃんのうちから一緒に旅行に行きたい方にはピッタリです。
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1歳以上または体重12ポンド以上3歳まで
レンタカー | レンタル |
---|---|
ウーバー/Ubar | 利用しない |
タクシー | なるべく利用しない |
現地でレンタル
まだまだ小さい子供の時期。
ただでさえ荷物が多くて大変ですから、チャイルドシートを持参というのは難しいですね。
しかもハーネス利用が必須のようですから、持ち歩くサイズとしてはベビーカーと同等。
このタイプですから↓
こうなるとレンタルするか、現地購入の2択かと思います。
が、前述のとおり、現地購入の場合は持ち帰るにしてもかなりの荷物になりますし、ゴミとして捨てるなんて論外だと思うのです。
なので、ここはレンタル一択!
あとは子どもが小さいうちはレンタカーは利用せずにバスやタクシーで移動するプランにするか。
もしくはタクシーを1日チャーターするなどもありかもしれませんね。
まぁ安全面を考えると、タクシーでもチャイルドシートは絶対あった方がいいと思っています。
4歳から7歳まで
レンタカー | ブースターシート持ち込み |
---|---|
ウーバー/Ubar | ブースターシート持ち込み |
タクシー | ブースターシート持ち込み |
ブースターシートの持ち込み!
かなり大きくなってきて、一人でもしっかり座ってられるようになった年齢。
でも、大人用のシートベルトはまだちゃんとできませんから、ブースターシートは必須。
レンタルしても良いですが、私がおススメしたいのはこちら!
マイフォールド/mifold ジュニアシート!
このシートのいいところは、持ち運びが簡単にできるところ!
うちは車が2台あるので、サブの方にこちらを取り付けて使っていますが、子どもが嫌がることもなく、普通に使えています。
そしてこのアイテムのいいところはこちら。
ヨーロッパ、アメリカの安全基準どちらも満たしている
日本国内でも、アメリカでも使える優れものです!
※ 商品のバージョンによって違うようなので、認証マークがあるかどうか確認の上ご使用ください。日本国内で正規に売られている商品はヨーロッパ認証マークがあるものと考えて良いと思います。
今回我が家はこちらのアイテムを持っていくことに決定!
現地に到着後すぐにタクシーに乗車予定なので、手荷物で持っていきます。
念のため、公式サイトの安全基準に関する情報ページを印刷して携帯することにしました。
これで警察にとめられたとき認められるかどうかは不明です。
万全を期したい方は、アメリカ認証マークの付いたシートの使用を推奨いたします。
もしくは並行輸入品だといいかもしれません。
専用カバーがあると、よりすっきり持ち運べますね。
まとめ
現在ハワイでの移動はタクシーとレンタカーを予定しています。
タクシーはチャイルドシートの利用が免除ということですが、利用距離が割と長め。
なのでチャイルドシートは必須アイテムです。
乗車時間に関わらず、安全を第一に考えてチャイルドシートの利用をしたいと思っていますから、手元にあったもので対応できるのは良かったです!
こう考えると1歳から3歳までが一番荷物が多くて大変かもしれませんね…。
あのシートを用意するのはやっぱりレンタルくらいしかないですから。
うちはたまたま4歳になってからの旅行だったのでタイミングが良かったです。
現地で事故に遭わないという保障はどこにもありません。
せっかくの旅行。
準備不足や「ちょっとだけだし」とか「自分は大丈夫」という甘い考えが出るのもわかります。私もそうです。
でも、「あの時シートベルトをさせていれば」とならないように、安全第一で楽しい旅行をしましょうね!