2017年1月から、三井住友VISAカードを使っています。
家族カードを発行できて、ANAのマイルが貯められるから。
でも年会費が発生するカードです。
年会費って結構高いなぁ。
と思っていたら、こんな方法がありました。
マメな人にならお勧めしたい。
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目次
リボ払いで年会費が割引?!ポイント2倍?!
三井住友VISAカードを使い始めて1年になろうとしたころ。
と思っていました。
ネットでカード会社のウェブサイトを見ていたら、こんな情報が!
マイ・ペイすリボを使うと
年会費が無料または半額に!¹
その上、
ポイントが2倍!
※1:厳密にいうと、年会費が”割引”のカードもあります。
これって年会費が安くなるってことですよね?!
我が家が持っているカード(ANAワイドゴールド)で割引金額を早速試算してみました。価格は全て8%の税込
通常(割引無) | 割引有り | |
本会員(1名) | 15,120円 | 11,340円 |
家族会員(2名) | 4,320円 ×2 | 2,700円 ×2 |
計 | 23,760円 | 16,740円 |
23,760円 – 16,740円 = 7,020円差!
えー!そんなに違うの?!
リボ払いの利息が発生するとこんな優待が受けられるなんて…
付与ポイントが2倍ってどのくらい?
ポイントは消費税を含んだ毎月の支払い金額合計1,000円ごとに1ポイント付与されます。
付与率は0.1%。
例えば…
毎月10万円、年間120万円利用をした場合
通常0.1% | ポイント2倍 |
1,200point | 2,400point |
これをANAマイルに換えてみます。
ゴールドカードの場合のマイルへの交換レートはこちら。
通常付与 | 特典付与 |
1ポイント = 10マイル | 1ポイント = 3マイル |
なので、計算するとこうなります。
通常付与分:1,200ポイント × 10マイル = 12,000マイル
特典付与分:1,200ポイント × 3マイル = 3,600マイル
計 15,600マイル
12,000マイルあると特典航空券で韓国に行けますが、ローシーズンのみ。
15,000マイル超えれば、レギュラーシーズンも選べるようになります!
情報格差とはこのことか。
これは試す価値があるはず。早速実践です!
リボ払いって何?
ちょっとまって。リボ払いってなによ?
という方もいらっしゃると思いますので、三井住友VISAカードの説明を引用します。
リボ払いは、ご利用の件数・金額にかかわらず、毎月のお支払いを元金に手数料を加えてお支払いいただく方法です。
毎月のお支払いがほぼ一定だから、無理なく計画的にご利用になれます。
www.smbc-card.com
ただし!
手数料をきっちりもらうよ。しかも結構な高利率でね。
という支払い方法です。
説明動画があったので、ご覧ください。
可愛いイラストで説明してもらえて、なんか使いやすそうな印象。
最後に手数料がかかりますと注意がサラッとありました。
では、手数料っていったいいくらくらい?と思われますよね。
年率15%です。
2018年3月現在、普通預金の利率は0.01%程度ですから「どれだけ高いんだよ!」と思っていただけると思います。
貰える金利と払う金利でこんなにも違うのかって感じですよね。
計算すると…1500倍。(あってます?)
あんなに可愛いイラストで説明してくれたのに…
世知辛い世の中です。
この年率15%というスーパー高金利商品に好んで近寄る人も少ないと思います。
ネットでリボ払いと検索すると、
◆怖い
◆デメリット
◆返済
◆落とし穴
◆利息 高い
などなど、負のスパイラルが渦巻いています。
リボ払いは危険!!という内容の情報ばかりが出てきます。
実際、まともにこの高金利を利用するっていうのであれば、絶対的にやめておいた方がいいです。
ではメリットを最大限受けるにはどうするか。
それは金利を出来るだけ抑えること!
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金利を限りなく1円に近づけて、ポイント2倍・カード年会費割引を受けよう!
リボ払いのメリットを受けるには、金利を発生させなければいけません。
1円以上ならいくらでもいいのです。
だったら1円に近づくようにすれば、メリットが最大限受けられるね!
ここで重要なのが、利息の計算方法。
ここで計算を間違えてしまうと、利息が発生せず、毎月付与されるポイントが2倍にならないので気を付けてください!
私は2回ほど失敗してしまいました…(涙)
利息の計算方法を理解しよう!
毎月15日締め、翌月10日払いで解説します。
分かりやすくするため、曜日情報は排除しました。
では行ってみましょう。
◆設定内容◆
マイ・ペイすリボ 毎月返済額5,000円
設定開始 : A月から
◆利用状況◆
A月9日に10,900円
A月22日に5,600円
B月6日に5,000円
C月5日に12,000円
◆下記表では、便宜上すべて営業日と考えています◆
初の締日はA月15日。
利用開始A月1日から締日15日までの利用金額は10,900円。
支払いはB月10日。
設定した毎月の返済額は5,000円なので、支払い金額を変更をしなければ5,000円の返済です。
利用額 | 返済額 | 残額 | 次回請求利息 | |
変更なし | 10,900円 | 5,000円 | 5,900円 | 12円 |
利息の計算式は以下の通り。
5,900円×15%×5日(B月10日~B月15日)÷365 = 12.123
5,900円に対して、利息を12円も払いたくないですよね…
そこで、支払額の変更をします。
マイ・ペイすリボは、1,000円単位で支払い額を増やすことが出来ます。
なので、利息を1円に近づけるため、支払い金額の変更を5,000円プラスします。
利用額 | 返済額 | 残額 | 次回請求利息 | |
変更なし | 10,900円 | 5,000円 | 5,900円 | 12円 |
変更あり | 10,900円 | 10,000 | 900円 | 2円 |
※利息計算は四捨五入。
利息の計算式は以下の通り。
900円×15%×5日(B月10日~B月15日)÷365 = 1.849
2円の利息が発生しています。
これでリボ払いの特典が受けられます!
では続いて、支払日C月10日について考えてみましょう。
先ほど残った900円と利息、そして新規の利用額10,600円です。
合計11,502円が利用額合計です。
先月残額 | 利息 | 利用額 | 返済額 | 残額 | 次回請求利息 | |
変更なし | 900円 | 2円 | 10,600円 | 5,002円 | 6,500円 | 13円 |
毎月の返済額が5,000円に2円上乗せされています。
これは利息分2円の返済です。
利息計算式はこちら
6,500円×15%×5日(C月10日~C月15日)÷365 = 13.35
次回請求される利息が13円と多くなりましたので、支払い金額の変更を行い調整します。
先月残額 | 利息 | 利用額 | 返済額 | 残額 | 次回請求利息 | |
変更なし | 900円 | 2円 | 10,600円 | 5,002円 | 6,500円 | 13円 |
変更あり | 900円 | 2円 | 10,600円 | 11,002円 | 500円 | 1円 |
※利息計算は四捨五入。
変更後の利息計算はこちら
500円×15%×5日(C月10日~C月15日)÷365 = 1.02
ギリギリ1円!
パーフェクト!
大丈夫です。これで特典対象です!
要注意!1円以下は四捨五入されず特典対象外
0.9円になると、四捨五入対象にはならず0円と判定されます。
0円だと特典が受けられません。
幾ら払っていても、ポイントは2倍にならないです!
…悲しい。
そうならないように、計算間違えには注意です。
365日で15%の利率です。
1日に換算すると
15% ÷ 365 = 0.041%
です。
C月10日の支払いの残額が500円でした。
支払日から直後の締日まで5日なので、
500円 × (0.041% × 5日)= 1円
500円ぎりぎり1円の利息が発生します。
これが500円以下だと1円以下になってしまい、ポイント2倍の特典が受けられません。
厳密にいうと486円で1円以下になる計算ですが、ここは500円以下にしておきます。
利息が若干多くなっても数円程度です。
受けられるメリットの方が大きいので、気にしないようにしましょう!
重要:支払日から直後の締日の日数を確認しよう!
ここが重要です。
いままでの説明では、便宜上全て営業日としていました。
実際は土日や祝日がありますので、ここを意識しておかないと利息が発生せず、ポイントが2倍にならないことになります。
私はここを意識せずに、かなり高額の支払いだった月に特典が受けられませんでした…悔しい!!
リボ払いにするなら絶対にポイント2倍の特典が受けられるように意識しましょう!!
先ほどの説明と同じ条件で、土日を考慮して利息計算を行ってみます。
一回目の返済日、B月10日が土曜日なので、次の営業日であるB月12日に返済日がずれます。
すると、直後の締日までの日数が5日(B月11日から15日)から3日(B月13日から15日)に変わるので、利息計算の対象日数が変わります。
締日までが5日の場合と、3日の場合で比較してみます。
利用額 | 返済額 | 残額 | 次回請求利息 | |
支払日10日の場合 | 10,900円 | 5,000円 | 5,900円 | 12円 |
支払日12日の場合 | 10,900円 | 5,000円 | 5,900円 | 7円 |
5,900円×15%×5日(C月11日~C月15日)÷365 = 12.12
5,900円×15%×3日(C月13日~C月15日)÷365 = 7.27
2日違うだけで約5円の差。
支払日がずれると大きな違いが生まれます。
この場合も残高が多いので1円以上の利息が発生していますが、目指したいのは出来る限り利息を抑えて特典を受けること。
利息を小さくするため、支払金額+5,000円の増額をします。
利用額 | 返済額 | 残額 | 次回請求利息 | |
変更なし | 10,900円 | 5,000円 | 5,900円 | 7円 |
変更あり | 10,900円 | 10,000 | 900円 | 1円 |
900円×15%×3日(C月13日~C月15日)÷365 = 1.1
900円残してもギリギリ1円です!
これはうっかりしていたら特典が受けられないことになりますね。私みたいに…(涙)
では、C月10日払いの分も見てみましょう。
C月10日も土曜日です。
なので支払日はC月12日に変更されます。
返済額を変更しないパターンで計算してみましょう。
先月残額 | 利息 | 利用額 | 返済額 | 残額 | 次回請求利息 | |
変更なし | 900円 | 2円 | 10,600円 | 5,002円 | 6,500円 | 8円 |
6,500円×15%×3日(C月13日~C月15日)÷365 = 8.01
もうちょっと押さえたいですよね。
なので、支払金額を+5,000円の増額をします。
先月残額 | 利息 | 利用額 | 返済額 | 残額 | 次回請求利息 | |
変更なし | 900円 | 2円 | 10,600円 | 5,002円 | 6,500円 | 8円 |
変更あり | 900円 | 2円 | 10,600円 | 11,002円 | 500円 | 0.6円 |
あ!利息が1円を下回っています!!
これでは特典が受けられない!
どうするか?ここは返済額の増額を+4,000円に抑えて、残額を多くします。
先月残額 | 利息 | 利用額 | 返済額 | 残額 | 次回請求利息 | |
変更なし | 900円 | 2円 | 10,600円 | 5,002円 | 6,500円 | 8円 |
変更あり | 900円 | 2円 | 10,600円 | 10,002円 | 1,500円 | 2円 |
1,500円×15%×3日(C月13日~C月15日)÷365 = 1.84
利息が2円になりました。
これでポイント2倍になります。
1,000円以下を残しておけばいいや、とざっくり考えていたら、支払日が土日祝日によってずれた場合、もったいないことになります!
注意してくださいね。
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金融機関によって、金額変更の締切日が違います。
リボ払いの金額変更について説明してきましたが、金額変更の際、気を付けなければいけないのが変更の申込期限。
引落口座に設定している金融機関によって、申込期限が違います。
一番長く受け付けてくれているのは、三井住友グループ内の三井住友銀行。
10日に引落の場合は6日まで変更可能です。
その他の金融機関については、三井住友VISAカードの案内を一度確認してください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
悪い話ばかりが目につくリボ払いについて書きましたが、使い方によってはかなりメリットがあるんです。
先日請求された年会費が昨年より7000円もお得に出来たので、とっておいた予算が余るという嬉しい状態。
家族旅行に向けて、せっせと貯めているマイルもリボ払い特典のお蔭でかなり順調です。
もっと早く知っていたかった!!
マイルで家族旅行に行きたい!
年会費を少しでも浮かせたい!
という方は是非お試しを。
そしてカードの発行をお考えなら、マイルも貯められるカードがおススメ。
私はANAで貯めています!
免責事項についてはプライバシーポリシーをご覧ください。
ボーナスマイルがもらえる!マイ友プログラムの紹介
通常の入会マイルにプラスしてマイルがたまるという「マイ友プログラム」というものがあります。
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