最近、通勤時間やちょっとしたすきま時間に、読書をするようになりました。
といっても、読むのは子育てに関することが多いです。
子どもがすでに3歳半になり、早期教育というには遅いかもしれないと急に焦り始めたのです。
気になった本は、片っ端から読んでみようと思ったので、備忘録として感想を書き留めておきます。
手始めに、こちら。
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目次
私は6歳までに子どもをこう育てました -3男1女東大理Ⅲの母- 佐藤亮子著
前述のとおり、娘は3歳半です。
今年の初めまでベビースイミングに通っていましたが、現在習い事はゼロ。
先月からパルキッズで英語のかけ流しとワークに取り組んでいますが、早期教育と言えるほどでもないなぁと思っていました。
ただ、早期教育って何をしたらいいのかわからないし、本当に必要なのか、どんな効果が期待できるのかわからない。
どうしようかなぁと思っていたときに、こちらの本を見つけました。
2018年4月25日が初版発行日なので、最新です!
私は大学受験をしていないので、受験に関する知識はゼロに等しいのですが、
東大がすごい
という認識はありました。(当たり前ですが)
理Ⅲが何かというのがわからなかったのですが、子ども4人が全員東大に受かったという事実はすごいというのはわかりました。
そんな子どもたちを育てた方なので、TV出演など各方面で活躍されています。
私はあまり拝見するチャンスがありませんでしたが。
ネット情報では賛否両論あるようですが、”6歳まで”という言葉にひっかかり、「まだ間に合うのでは」と思い購入してみました。
大まかな感想
それぞれの詳しい感想は以下の通りです。
東大に入る為に早くから難しい勉強だけをさせればいいわけではなかった
本の内容は、勉強のことより生活習慣などについてが多かったです。
それもそのはず。
アマゾンの内容紹介文はこれでした。
子育ては自立より自活が大事。東大だけがゴールではない!
母も子どもも楽になる佐藤亮子ママの「超合理的」乳幼児期教育
「東大だけがゴールではない!」と書いてあるじゃないですか。
お勉強以外についてのノウハウ本だったのです。
読まなかった私がいけなかった。(いつものこと)
でも「そうか」「なるほど!」のポイントはいっぱいありました。
東大をめざす、もっとずっと前段階の生活の基礎力を付けることの重要性がわかりました。
家事や子育てでも手抜きは必要!
自分に出来ないこと、苦手なことを無理に頑張る必要はない!
ということでした。
そこに注ぐエネルギーがあるなら、子どもと遊ぶ方に使った方がいいよねと。
確かに、裁縫や家事全般は得意、不得意があります。
私は裁縫は割と上手な方ですが、それは自分の気分の乗った時だけですし、自分に興味があるものだけ。
雑巾を縫うことに興味はないですから、結構エネルギーが必要となります。
そこにエネルギーを注いで疲れてしまうぐらいなら、外注、購入で済ませられるものはそうして、笑顔のお母さんでいる方が子どもも嬉しいですよね。
お母さんも、そこでストレスを感じなければ、子どもに余裕をもって対応できるかもしれない。
家事を外注することは費用面で難しいですが、食洗機やロボット掃除機がありますから、自分の生活に取り入れられるものなら、使っちゃうのは手ですよね。
自分のストレスが軽減で着る上に、子どもと過ごす時間が多くできるなら、意識して手抜きを考えようと思いました。
子育てに正解はなし!
本やテレビ、ネットなど、あらゆるところで情報にさらされていて、何についても本当のことがわかりにくい世の中です。
でも、テレビやSNSなどでは、すごい子どもたちを育てた親御さんの教育方法などを目にすることは多いです。
自分のやり方や子どもの育ち方と比べて、落ち込んだりすることってありますよね。
「私のやり方違ったかも。」
「もう遅いかも。」
とか。
それは違っていて、自分の子にあう方法かどうか見極めてと。
あれだけの実績を出している佐藤亮子さんがいうのだから、間違いないですね!
「これが私のやり方。これをやれば、あなたの子も東大合格よ」と言われないところで信用しちゃう(笑)
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勉強より、まずは生活習慣
佐藤さんはお子さんに虫歯がない事は、東大に合格したより嬉しいとおっしゃっています。
本心かどうかはわかりませんが、それほど歯みがきに気を使われたと。
でも箸や鉛筆の持ち方、歯磨きなどは毎日のことなので、変なくせや習慣がついたら治すのが大変。
「子どものうちに苦労した方が楽だ」というのは、100%同意できます。
歯については取り返しがつかないですからね。
といっても、うちの子、つい先日検診で虫歯ありの診断でした…
数か月前から歯医者に連れて行っていましたが、診察を嫌がり、そのまま帰ってくるを繰り返していたのが悔やまれます(涙)
今後は定期健診もサイクルに入れ、体のメンテナンスが普通に出来る用、習慣づけようと思います。(親も)
遊びも学びも旬とタイミングある!
「子育てはタイミングと旬をのがさない」という内容のなかでの一文に
「おもちゃも欲しがるものはすべて買ってあげた」
と書いてあったのは衝撃でした。
だって、東大に入るようなら子どものころから知育玩具に囲まれているイメージありませんか?
佐藤さんは遊びも学びも、その時々に旬があるということを説明されていました。
子どものときなら図鑑をまるまる覚えてしまうのに苦労しないですが、大人になるとそうもいきません。
図鑑を覚えることは、子どもにとっては遊びの一環になるんですね。
そういった好奇心を刺激したり、後押しする形として、「おもちゃ」が使えるんだと気づきました。
ただの時間つぶしの遊びのためではないんですね。
先日娘が「ミニーちゃんの英語の本が欲しい」と言っていたのを思い出し、早速アメリカアマゾンでお目当てを発見したので個人輸入を手配しました。
親としてはせっかく買ったおもちゃを長く使って欲しい気持ちはありますが、
旬とタイミング
があることを肝に銘じて、浪費にならない程度に実行したいと思います。
まとめ
とても参考になりました。
子どものころからの生活習慣、生活環境って本当に大事だなぁと自分を振り返っても思います。
誰にも文句を言われない1人暮らしになっても、自分でご飯を作ったし、アイロンはかけたし、早起きだったし。
三つ子の魂百まで
ですよね。
小さいうちにしっかりと押さえておいた方がよい習慣を具体的に上げて説明されていたので分かりやすかったです。
うちの子は3歳なので、当てはまらないかなと思ってしまうことも多々ありましたが、「いいとこどり」で参考にします。
佐藤さんのやってきたことは、本当にすごい(歯磨きに20分/一人とか)すべて真似するのは無理ですし、自分の生活に合わなかったりして難しいこともあります。
なのでいいとこどりして、自分と子どもにあったやり方で行きたいと思います。
「人生の目的は笑う時間を長くすること」
昨年読んだ本に書いてあった一文です。
子育て中も、1人でいるときも、笑っている時間が長い方がいいです。
作り笑いではなく、本心で。
佐藤さんもお母さんが笑顔になれるならどんどん手抜きしようとおっしゃってます!
「子どもといる不自由を味わい尽くす」を心にとめて、子どもと楽しく過ごせるよう頑張ろうと思いました。
「幼児教育はとりあえずはじめてみる」と書いてあったので、気になっていた公文の体験予約を完了しました!
自分の一歩がどう子どもに影響するのか、楽しみになってきました。
3男1女東大理IIIの母 私は6歳までに子どもをこう育てました (単行本)