2歳を過ぎたころからいつからはじめたらいいんだろうなーと思っていました。
数か月前に幼児用のパンツ(普通のもの)を購入して娘が興味を示す試したりしましたが、トイレトレーニングには繋がらず。
でもおまる導入がきっかけで一気に加速!
先週からは朝トイレを済ませたらはりきってお姉さんパンツ(ちょっと防水加工したもの)を履くようになりました。
保育園でも先生にお姉さんパンツを見せつけているようで…
ここまでの長ーい道のり、振り返ってみます。
目次
1歳前にトイレトレーニングのやり方も勉強せずにとりあえず始めてみた
母から「布おむつだと気持ち悪いから外れやすい」やら「親がトイレに連れて行くのを面倒だと思うからいけない」などなど、オムツは早く外してナンボというプレッシャーをうけること…何回??
いや、母に悪気はないし、実際手間をかけずに自然に出来るようになるもんでもないし、早く外れたらお財布にも優しいので、角を立てないようにやり過ごしていました。
私も早く外したい意識があり、娘が6か月の時にこのステップ付の補助便座を早くも発注しました。
私が買ったのは緑色。
カエルだし、かわいい感じだから気に入るかなと思って。
で、使い始めたのですが、ベビーサインを習っていたわけでもないので、使うタイミングもわからずなかなか活用できませんでした。
座らせてみるものの、辺りを見回すのみ。
なんとなくハンドルにつかまってみるものの、なんなのか理解できていない様子…
尿意も便意もない状態で連れて行かれていただけなので、当然のリアクションです。
しかもその時の賃貸の部屋のトイレが狭いかったので、このステップ付便座がなかなか邪魔になりました。
使う時に出すにも、使わずにしまっておくのも面倒。
まさしく「親が面倒と思っている」という状況でした。
トイレトレーニングの手順など、情報をまったく集めずに行った結果です。
ただ、「まだ1歳だから仕方ないよねー」と考えるだけで、何で出来ないのかなど深く考えたり、早くやらないとなどと焦ったりはしていませんでした。
2歳はトイレトレーニングの始め時?
実家での同居が始まるころに2歳になりました。
2歳にもなると、お話も上手になり見た目も「赤ちゃん」というより「幼児」になっていますよね。
いろんな神経が発達してきて、自分が何をしたいかを伝えることも上手になってきています。
娘はトイレという認識も出来るようになっていましたし、このぐらいからウンチをし終えると教えるようになっていました。
しかしこのころの私の目下の問題はトイレトレーニングより卒乳!
完全母乳で育て、寝るときも添い乳をしていたうちの娘。
2歳の頃まだおっぱいを欲しがって、保育園から帰ったあとは大変でした。
5時過ぎに起床するのに娘の夜泣きに付き合う状況に疲れ切ってしまい、いかに卒乳させるかばかり考えていました。
卒乳完了するころにはすでに2歳と4か月。
この時の達成感と睡眠時間が長くなったことは、かなりの幸福感をもたらしてくれました。
大げさな表現かもしれませんが、本当に長い時間誰にも邪魔されずに寝られることがどれだけ幸せか再確認できましたね。
この時期は卒乳の達成感で、トイレトレーニングの事は忘れていました。
世間ではトイレトレーニングが始まっていたなんて、後からしりましたよ。
呑気すぎる母でございます。
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2歳5か月。保育園の進級で母のトイレトレーニングへの意識がかわった
私がトイレトレーニングをとても意識し始めたのは今年の4月。
保育園の進級にともなって、クラスの説明会がありました。
保育園生活の色々な項目の一つにあったトイレトレーニング。
先生の説明では
「その子のペースに合わせて勧めます。開始すると伝えられたらパンツを購入してください」
ということでした。
「…うちの子。いつになったら声かけられるかな」
とちょっと不安を覚えたのが、2歳5か月。
「痛い」とか「かゆい」とか、体に関して説明がかなり上手になってきた娘。
気分によってはトイレに誘えば行くことも増えていました。
それを見て成長を感じるとともに、トイレに行ける回数が増えるほど、おむつを交換すればするほど
「なんでトイレに行きたいって教えないのかなぁ。」とやや不満に思っていました。
そんなとき既に、4月、5月、6月生まれなど、3歳に近い子たちはお兄さん・お姉さんパンツになってきていると知り、若干の焦りが生まれたのです。
これこそ「人と比べてもしょうがないこと」なんですけどね。
あとは通っているベビースイミングの年齢制限が近づいて来ていること。
3歳以上は未就学児コースになり、オムツが外れていないと通えなくなるのです。
ベビースイミングのクラスも3歳まで。
あと3か月…
うーん、人と比べても仕方ないけど焦りは消えない。
ちょっとネット検索して、トイレにごほうびシールを設置してみました。
最初は喜びましたが、シールを貼る為にがんばってトイレに行くほど執着心はないことがわかりました。
本人に「おねえさんパンツを履きたい」という気持ちが少しあるようですが、そのために絶対頑張りたいとは思っていないようで。
前回(1歳未満)でやみくもに始めても失敗すると感じたので、今度はきちんと情報収集から始めました。
トイレトレーニングのやり方は?いつからがベスト?
いつからどんなやり方がいいか。
0歳児からおまるで始める。とか、パンツも履かせず下半身裸で過ごさせる。など、どんなやり方でもその子に合っていればいいこと。
ただ、情報収集のためにこの本を読んでおいてよかったなと思いました。
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Amazonの商品内容に掲載されている説明がこちら。
■オムツが7日間で取れる実践的プログラム
トイレトレーニングとは、
1)トイレが必要なタイミングを理解し、
2)トイレに行ってパンツを下ろして用を足し、
3)その後パンツを上げて手を洗ってタオルで拭く、
という一連の作業を子どもがひとりでできるようになること。
トイレトレーニングを成功させるためのポイントがぎゅっとつまった、「7日間のプログラム」をきちんと実践すれば、わずか1週間で、お母さんも子どももストレスなく、オムツをはずせるようになります。Amazon.co.jp 内容紹介より
上の商品紹介を読んだ通り、トイレトレーニングのやり方というより、目的と手順を理解することができました。
それは大きくこの2点。
●トイレトレーニングは子どもに何ができるようにするものか
●子ども自身に準備が出来ているかどうか
年齢は関係なく、子どもに準備が出来ていないとトイレトレーニングを始めても失敗する可能性が高いという話などもあり、興味深かったです。
最後まで自分で出来るようになる、というのが大きなポイントですよね。
この本を読んでいく中で目からうろこだったのが。
トイレに座っている間に飽きさせない事。
という内容。
絵本やDVDなどで長時間座っていられる環境をつくると良いと。
トイレの雰囲気がすきとか嫌いとかはあるにしても、座っていて飽きてしまうというのは想像してなかったです。
長時間トイレに座れるようにお気に入りの絵本としまじろうの映画でそういう環境をつくっていくことにしました。
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2歳7か月、トイレトレーニング用にゲットした絵本
情報収集をしながら、便座をつかったトイレトレーニング。
まずはおしっこだけでもと、寝起きにトイレに行くようにしていました。
前よりもおしっこのときはトイレに行くことも出来るようになりました。
でもまだ自分から言い出すことは少ない状況。
そしてウンチに関しては全く行くという申請はゼロ。
タイミングよくトイレに行ったときに出たことはありますが、本人の意思ではなかったので、本当にタイミングです。
そもそもトイレになかなか行きたがらない。
おしっこのときはたまに行きました。
でも「ウンチをトイレにする」ことに抵抗があるのか、まったく行きたがらなかったです。
そこでオムツ以外でのウンチの仕方がイメージできるように絵本をゲットしました。
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トイレットペーパーがびょーんと伸びる仕掛けがあります。
和式トイレの使い方が解説されているページがお気に入りになりました。
外出先で和式トイレを探すほどです笑
こちらは仕掛けなしの絵本。図書館で試しに借りてみたもの。
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とても気に入ったようで、借りている間は何度も読んでと持ってきました。
絵本を読み始めて数週間。
なにか進歩がみられた。ということはありませんでした。
うちの子には効果なし。
…とほほ。
2歳8か月。踏み台や補助便座ではなくオマルを導入!
購入していた補助便座。
ちょっと使いずらい点がありました。
1)使用中、中の様子が見えにくい。
2)ふんばりにくい
3)当たり前ですがトイレにしか設置できず子供が飽きる
4)ハンドルがあって足が開けない
親も確認しづらく、子どもも用を足しやすい体勢になれない。
買っちゃったから使わなくちゃと思っていましたが、トイレトレ自体のハードルを上げることに。
うーんと思っているときにカリスマ・ナニーの本に書いてあったことを思い出しました。
「おまるをつかえ」と。
本を読んですぐに導入しなかったのは、ちょっと抵抗があったから。
オマルに用を足したら、どうやって処理するの?
とか。
余計な考えがぐるぐるとしていました。
でもどこかで見たのを思い出したんです。
日本人が一番排便をしやすい体勢は、ヤンキー座りだと。
洋式のトイレでも、台などに足を乗せて用を足す方が排便しやすい姿勢になるという話でした。
という事は、洋式で便座に座っての排便は幼児にとってかなりハードルが高いのではないか。
と気づいて買ったのがこちら。
補助便座は既に持っているし、踏み台として使える台もすでにある。
掃除を考えたらシンプルなものが一番と判断しました。
これを買った直後から、娘のトイレの意欲が急激にアップ!
どうしたんだろ?
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おまる。自分専用という特別感と遊びを邪魔されない手軽さ
おまるを買うとき、娘にはこう言いました。
「これ、○○ちゃんのトイレだよ。○○ちゃんだけが使うの」
この一言が効果的だったかは不明ですが、家に帰ったあと早速おまるに座ってみてました。
設置場所はリビング。
そう、娘が一番時間を過ごす場所に置くことにしたのです。
ダイニングと一体ですが、まぁ仕方ないですね。
おまるをリビングに置いてからは、遊んでいる間に「おしっこしたい!」と積極的に教えるようになりました。
さっとおまるで用を足して、すぐ遊びに戻れるのが良いみたいです。
ということでカエルさんの補助便座はしばらく封印。
トイレでしたいと言い出したら使うことにします。
おまるを買った次の日からは、別の日に買っておいたお姉さんパンツ(防水加工あり)を履くようにしました。
これも本人のやる気が出るように大好きなキャラクター付パンツ。
しまむらでお買い得でした。
朝、排便が多い時間帯に
「ちょっと座っていたら」とおまるに腰掛けるよう促したら、テレビを見たまま座っていられるので、飽きることなく長時間座っていました。
そのまま排便したことも!
今は尿意と便意がわかってきたようで、成功率がグングンあがっています!
おまるをリビングに設置するのは抵抗ありましたけど、今ではここで良かったなと思っています。
現在は日中お姉さんパンツで過ごしています。
失敗することもありますが、きちんと教えてくるので対応しています。
夜は「寝ている間は難しいからオムツだよ」とお姉さんパンツを履きたいという娘をなだめてオムツにしてもらっています。
夜のオムツ卒業はちょっと先かな。
失敗(おもらし)してしまってもトレーニングパンツは使わずに
失敗したら、「次がんばろうねー」でOK。
決して「なんでトイレにしないの!」など怒ったら逆効果です。
故意なら別ですけど、最初のうちは何が尿意なのか便意なのかわかっていない可能性が高いです。
部屋が汚れるのが嫌だから、と吸収の良いトレーニングパンツを使うより、吸収の悪いお兄さん、お姉さんパンツを使用した方がいいと思います。
そして、お掃除が必要なら一緒に掃除をするようにする事がいいそうです。
雑巾を持ってきて掃除をした後は、
「おもらししたら、こんなに気持ち悪くて面倒なことになるんだな」
と子どもも理解していると感じました。
そしておもらしをしたらどうなるのかがわかった後、積極的におまるやトイレに行くようになりました。
素直に手伝わない子どももいると思いますのでなかなか難しいですが、トライする価値はあると感じました。
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まとめ
日本のお母さんたちは面倒見が良く、多くの場面で手を貸し過ぎているそうです。
子供が自分で転んだときにサッと抱き起したり、泣いたら過度にあやしたり。
トイレトレーニングでも全面的に手を貸してしまう場面がたくさん。
「おしっこ」や「うんち」と言われたらすぐにズボン&下着を脱がさないと間に合わない!
キチンと拭かないとかぶれる!
早くパンツを履かせないとお腹がひえちゃう!
など。
でも、最終目的は「自分でトイレに行けるようになる」です。
転んだ時も、自分で立つ。
泣いてても自分で泣きやむ。
まずは自分でさせて、失敗したら失敗したで良いように、親も準備をしておくのがいいですよね。
「あららー失敗したかー」とは思いますが!
子どもが変なプレッシャーを感じることなく、成功体験を積み重ねて行けるようサポートすることで、こちらも楽が出来るようになります!
いろんな面で悩みが尽きませんが、子育て頑張って行きましょうね!